岡崎 哲郎 [ OKAZAKI Tetsuro ]
大学院所属研究科 経済学研究科 職名 教授
担当科目



学内役職・課外活動担当クラブ等
ジャズ研究会部長

自己紹介・学生へのメッセージ
 学生時代から、読書、楽器演奏、音楽鑑賞、映画鑑賞、サッカー・プレイなどを趣味としてきました。経済学に限らず、様々なものに興味を持っています。そして、学生時代の経験が今の私の糧となっていると思います。
 Agatha Christie は“One of the luckiest things that can happen to you in life is, I think, to have a happy childhood.”と書きました。皆さんの人生で、この中の‘a happy childhood’がこれから‘happy college days’ともなりますように。


研究分野・課題
研究分野活動
 公共の便益を実現するために、各意思決定主体にどのような誘因を与えるべきかを研究している。具体的には、交渉問題の均衡解の性質、公共財の自発的供給問題における個人の誘因、経済政策決定における政治家・有権者等の意思決定、利益団体が存在する場合の経済政策の決定、協調問題が存在する場合の文化などについて研究を進める。
 経済学やゲーム理論を分析手法としているが、問題意識は経済問題に限定されるわけではなく、広く、社会と個人の関係を研究対象としてる。また、必要に応じて政治学、社会学、歴史学での研究成果を活かした研究を進めようと努めている。
 近年は、大学院生の指導の中からデータ分析に取り組む機会も生じるようになり、自分自身の研究でも、可能であればデータ分析を取り入れることを検討している。
研究課題
 与えられた制度・ルールの下で、公共の便益と個人の誘因が両立している場合は、システムを検討し直したり、組織の構成を考え直したり、制度を再検討したり、ルールを工夫したりする必要もなく、公共問題が解決できよう。ただし実際には、公共の便益と個人の誘因が両立せず、個人が自らの便益を実現しようとすることが、結果として公共の便益の実現を妨げる場合が存在する。そして、公共の便益の実現が妨げられれば、その社会の厚生も下がってしまう。そこで、いかに公共の便益の実現と個人の誘因を両立させるかという問題を考えることを通じて、ルールや制度についての理解を深め、よりよい社会実現のための一助となる知識を生み出すことを目的とする。

学外活動業績
本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通しての活動
期間 機関名、役職名等
   

学歴・職歴・研究業績等

外部リンク

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