研究分野・課題  |
研究分野活動 |
研究分野:「プリント配線板における電磁ノイズ設計に関する研究」
電子機器が動作すると,必ず電磁ノイズ発生し,また他の電磁ノイズとの干渉により,動作上の様々な問題を引き起こす.これらは,種々の規制などの対象になっていたり,装置の品質を左右する要件となっており,これをコントロールする技術や設計手法の確立が望まれている.我々はこのようにな課題に対し,(1)実験的な現象の把握と解析,(2)有効な低減手段の開発,(3)有効な設計手法の開発,といった点から研究を進めている.
最近は特に,電子機器の耐ノイズ性を意味するイミュニティについて,そのメカニズムや有効な対策についての研究を行っている.
さらに,ノイズ技術教育を目的としたWEBベースのツールの開発も行っている. |
研究課題 |
電子機器に外部から電磁ノイズを印加すると誤動作を生じるが,印加したノイズがどのような経路や結合によって回路に侵入し,誤動作を引き起こすかといったプロセスには,まだ未知の部分が多い.このメカニズムを解明することにより,様々な設計や対策を行うことができる.このメカニズムの解明には,印加したノイズの経路を推定できるような計測装置や手法の開発が必要になる.現在,この計測装置の開発及び,プロセス解明を行っている.
さらに,このような技術をベースに,有効な対策技術や設計技術の開発を行う.これには,計算機による電磁ノイズシミュレーション技術が有効で,計算と実験との比較を行いながら,技術の有効性を確かめてゆく. |
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学外活動業績  |
本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通しての活動 |
期間 |
機関名、役職名等 |
2006年8月~2015年9月 | IEC SC77B国内委員会WG 主査 | 2008年~2011年 | 電子回路基板技術振興財団 選考委員会 委員 | 2015年10月~2017年9月 | IEC SC77B国内委員会 委員長 | 2017年9月~ | IEC SC77B国内委員会 委員 |
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学歴・職歴・研究業績等  |
外部リンク |
SNS URL  |
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