【 外国語学部長 】
塩崎 智 [ SHIOZAKI Satoshi ]
大学院所属研究科 言語教育研究科 英語教育学専攻 職名 教授
担当科目



学内役職・課外活動担当クラブ等
外国語学部長

自己紹介・学生へのメッセージ
考えるとはどういうことか、を一緒に体験してみましょう。社会に出る前にこれはやっておかないと!です。大学生は知識人というプライドを持ってくださいね。


学 歴
年月 学歴 学位
論文
1979年3月青山学院高等部卒業 
 
1985年3月上智大学文学部史学科卒業 (文学士)文学士
アフロディーテ神話の研究
1988年3月国際基督教大学大学院比較文化研究科修了(文学修士)文学修士
キプロス島青銅器文化の研究

職 歴
年月 職歴
1989年4月中央教育研究所
1990年4月Japanese childrren's society
1994年4月「読売アメリカ」などで記者、ライターとして活動
1998年11月日本に帰国し、歴史ジャーナリスト、英語教師として活動
2002年4月敬愛大学国際学部非常勤講師
2003年4月武蔵大学人文学部、拓殖大学外国語学部非常勤講師
2006年4月拓殖大学外国語学部教授

研究業績
研究分野活動
幕末維新期の日本人留学生を中心とする日米交流史。
研究課題
幕末維新期に米国に留学した日本人が、日本の西洋化(部分的)に果たした貢献を研究し、歴史上に位置付ける。ライフワークは、19世紀後半にアメリカ合衆国に留学した日本人の詳細なデータベースを作製すること。
研究助成等
年月 区分 課題番号・名称・題目・機関名等
2007年学内拓殖大学言語文化研究所研究助成金
資格・特許等
年月 名称
   

著書・学術論文等
種類 発行又は発表の年月 著書、学術論文、作品等の名称 発行又は発表雑誌等又は発表学会等の名称 該当頁
概要
著書(単著)2001年 アメリカ知日派の起源平凡社選書 
幕末維新期に米国に留学した日本人と、ボストンの一知日家との交流の歴史的意義を描いた。
著書(単著)2006年6月日露戦争 もう一つの戦い祥伝社新書 
幕末維新期に米国に留学した日本人たちが、その英語力、異文化コミュニケーション力を活かした、舞台裏での活躍を描いた。
著書(共著)2004年 新書マップ 知の窓口日経BP社 
様々な分野の代表的な新書の紹介。
学術論文(単著)2001年10月幕末維新、留学生資料を読むー金子堅太郎の『自叙伝綱要』と『明治四年渡米後懐旧録』を使った一試論『英学史研究』1-11
金子堅太郎の二種類の自伝を比較し、その内容の違いを歴史レベルで探究した。
学術論文(単著)2003年3月『日本の覚醒』をめぐる金子堅太郎と岡倉天心『日本大学精神文化研究所紀要』1-22
日露戦争中、ともに米国にいて日本情報を発信していた二人の、間接的確執を描いた。
学術論文(単著)2004年12月研究ノート 日露戦争中、米国で読まれた「日本」-米国公共図書館で請求された日本及び日本文化関連書物に関する考察『敬愛大学国際研究』93-107
日露戦争中、米国中で日本ブームが沸き起こったと言われる。その際に、米国で実際によく読まれてた日本関連書籍を探った。
学術論文(単著)2005年12月研究ノート 日露戦争中、米国で読まれた「日本」-米国公共図書館で請求された日本及び日本文化関連書物に関する考察(下)『敬愛大学国際研究』65-79
前作の続編。米国で同時期によく読まれたロシアに関する著作も探った。
学術論文(単著)2007年3月幕末維新在ブルックリン(NY州)日本人留学生関連資料集成及び考察(1)拓殖大学 語学研究121-142
米国ニューヨーク市ブルックリンは、1870年代前半、最も多い時期で20人近くの日本人が学んでいた。
学術論文(単著)2007年12月幕末維新在ブルックリン(NY州)日本人留学生関連資料集成及び考察(2)-Brooklyn Daily Eagle 紙掲載記事Our Japanese Students"(ブルックリン在住日本人留学生)の概訳と関連情報ー"拓殖大学 語学研究123-153
1870年代前半、ブルックリンで学んでいた日本人留学生に関する、現地の新聞記事の内容を分析した。
学術論文(単著)2009年3月金子堅太郎在米書簡資料紹介(上)―1904年から1910年までー拓殖大学 語学研究315-361
生涯を通じて日米交流に貢献した金子堅太郎の米国人脈を、書簡を使って分析した。
学術論文(単著)2009年12月『日米週報』等の在米資料に見る金子堅太郎人脈ーセス・ロウとエドウイン・セリグアマン博士、及びニューヨーク親日派米国人脈の変遷拓殖大学 語学研究129-167
金子堅太郎とNYの文化人、ビジネスマンとの交流を、当時NYで編集発行されていた日本語新聞を通して分析した。
学術論文(単著)2010年3月ヘンリー・クルーズ(Henry Clews)と日本ー日米資料から見る一米国資本家と近代日本との関わりー拓殖大学 語学研究101ー146
19世紀後半、米国を代表する金融資本家の一人、ヘンリー・クルーズと日本との関係を分析した。
学術論文(単著)2010年12月ウイリアム・エリオット・グリフィスと金子堅太郎ーグリフィス宛金子書簡の紹介と解説ー拓殖大学 語学研究195-253
日本に関する著作も多く、代表的な知日派米国人として知られるウイリアム・エリオット・グリフィスと金子堅太郎との関係を、彼らの書簡から探った。
学術論文(単著)2012年12月幕末維新期、米国日本人留学生による英文発信例の考察拓殖大学 語学研究1-43
米国の私立の大学進学準備校、モンソン・アカデミーの卒業式で朗読された日本人留学生の英文スピーチの紹介と、その内容の分析。
学術論文(単著)2013年12月国友次郎と種子島敬輔の英語論文-モンソン・アカデミーの卒業式で朗読された英文の紹介と考察ー拓殖大学 言語研究137-172
マサチューセッツ州モンソン・アカデミーの卒業式で二人の日本人が朗読した英語論文の内容の紹介と分析。
学術論文(単著)2019年5月1870年に実施された米国国勢調査(Census)-日本人留学生情報の分析ー拓殖大学 人文・自然・人間科学研究1-34
1870年に実施された米国国勢調査の結果を、日本人留学生研究に使用しする試み。
学術論文(単著)2020年1月書評 見城悌治著 『留学生は近代日本で何を学んだのか : 医薬・園芸・デザイン・師範」『渋沢研究』75-80
戦前、千葉県で学んだ留学生(主にアジア)の史料調査及び研究の書評。
その他(共著)1995年 天才マイケル 育児の秘密読売アメリカ社 
幼少期から天才的な能力を発揮した少年の伝記。
 (単著)2013年4月執行弘道 米国留学関連資料紹介第二回畠山シンポジウム「アメリカのジャポニスムー日米文化交流の歩みとそられざる偉人・執行弘道ー」報告書 ジャポニスム学会14-23
後年、日本美術の紹介者として米国で知られていた執行弘道の米国留学時代に関する史料の報告。
 (単著)2016年5月「米国に眠る一日本人留学生国友瀧之助の墓碑から学ぶ : 黎明期日本海軍と米国との関わり」『青淵』渋沢栄一記念財団30-32
明治期の日本海軍は英国の影響が大きいと言われているが、明治初年、意外に多くの海軍留学生が米国で学んでいたことを明らかにした。
 (単著)2017年5月「一八七二(明治五)年に米国で五〇〇人の日本人留学生が学んでいたのは本当か?」『青淵』渋沢栄一記念財団26-28
幕末維新期、米国に学んだ日本人は、当時の米国新聞によると、500とも600とも言われるが、実際はどうだったのか。
 (単著)2020年3月島津啓次郎 : 西南戦争に散った二〇歳の米国留学生、佐土原藩主三男の米国での「出会い」『青淵』渋沢栄一記念財団30-32
佐土原藩大名家の三男、島津啓次郎の米国留学中の精神的苦悩を史料から読み取る試み。

学外活動業績
本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通しての活動
   
学会・学術団体等の活動
期間 区分 学会・団体名、役職名等
2008年4月~2014年3月学術団体等日本英学史学会、副会長
2014年4月~2017年3月学術団体等日本英学史学会、会長
2017年4月~2020年3月学術団体等日本英学史学会事務局長
2001年10月~  受賞日本英学史学会奨励賞
2021年11月~2022年3月学術団体等日本移民学会
2021年11月~2022年3月学術団体等明治維新史学会

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