大野 英樹 [ ONO Eiki ]
大学院所属研究科 言語教育研究科 英語教育学専攻 職名 准教授
担当科目




学 歴
年月 学歴 学位
論文
2001年3月早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業学士(史学)
 
2006年3月東京都立大学人文学部文学科英米文学科卒業学士(文学)
A Semantic/Functional Study of the Double Object Construction
2008年3月学習院大学大学院人文科学研究科イギリス文学専攻博士前期課程修了修士(イギリス文学)
A Semantic/Functional Approach to the Passivizability of the Double Object Construction
2011年10月The University of Essex, Master's Course of Graduate School of Language and Linguistics 修了MA (Syntax)
A Functional Analysis of the Quantifier Float Construction in English
2012年3月学習院大学大学院人文科学研究科イギリス文学専攻博士後期課程単位修得退学
 

職 歴
年月 職歴
2006年4月日本大学櫻丘高等学校 英語科 非常勤講師 (2010年3月退職)
2011年9月学習院女子中学校・高等学校 英語科 非常勤講師 (2012年3月退職)
2012年4月日本大学 藝術学部 非常勤講師 (2013年3月退職)
2012年4月大妻女子大学 比較文化学部 非常勤講師 (2016年3月退職)
2013年4月拓殖大学 外国語学部 助教
2017年4月拓殖大学 外国語学部 准教授
2018年4月学習院大学 外国語教育センター 非常勤講師(2019年3月退職)
2020年4月学習院大学 英語英米文化学科 非常勤講師(2021年3月退職)

研究業績
研究分野活動
日英語の機能的構文研究(統語論・意味論・語用論領域も含む)
研究課題
今後は、英語と日本語の数量詞遊離文を分析し、その適格性条件を機能的・語用論的観点から明らかにすることを研究目標とする。具体的には、(i) 遊離数量詞が生起し得る位置はどのように決まるのか、(ii) 英語と日本語では、数量詞遊離に関してどのような共通点・相違点がみられるか、(iii) 英語に比べ、日本語は数量詞の遊離が自由であるが、その理由はなぜか、という3点について考察を進める予定である。また、遊離できる数量詞と遊離できない数量詞のデータ分析、遊離数量詞と類似する再帰代名詞(強調用法)の分析も併せて行っていきたい。
研究助成等
年月 区分 課題番号・名称・題目・機関名等
     
資格・特許等
年月 名称
   

著書・学術論文等
種類 発行又は発表の年月 著書、学術論文、作品等の名称 発行又は発表雑誌等又は発表学会等の名称 該当頁
概要
著書(共著)2017年3月『<不思議>に満ちたことばの世界(上・下)』開拓社 
ことばの面白さや不思議さを平易に解説したもの
著書(共著)2017年4月『<不思議>に満ちたことばの世界: 中島平三教授退職記念刊行物』開拓社 
ことばの面白さや不思議さを平易に解説したもの
学術論文(単著)2009年10月英語における二重目的語構文の受動態について学習院大学人文科学論集18147-168
二重目的語構文の受身文を情報構造の観点から論じたもの
学術論文(単著)2010年11月「お/ご~する」謙譲語文の語用論的分析日本語用論学会大会発表論文集533-40
日本語の謙譲語文の適格性条件を語用論的視点から論じたもの
学術論文(単著)2010年12月二重目的語構文澤田治美・高見健一(編)『ことばの意味と使用』(鳳書房)3-13
二重目的語構文の特徴を言語学の知見から解説したもの
学術論文(単著)2012年3月On Possessor Honorification in Japanese学習院大学英文学会誌2011114-126
所有者が敬意の対象となる謙譲語文を意味的・機能的観点から論じたもの
学術論文(単著)2012年7月A Discussion of the Structure of Japanese CausativesEssex Graduate Student Papers in Language and Linguistics 13 (EGSPLL 13)54-69
日本語の使役文が複文構造であることを支持する立場から論じたもの
学術論文(単著)2012年10月謙譲語文の適格性条件学習院大学人文科学論集2183-106
日本語の謙譲語文の適格性条件を機能的・語用論的視点から論じたもの
学術論文(単著)2014年2月A Functional and Pragmatic Approach to NQ-Scrambling in JapaneseJELS 31373-377
日本語の数量詞かき混ぜという言語現象に機能的・語用論的視点から説明を与えたもの
学術論文(単著)2015年3月数量詞かき混ぜの適格性条件拓殖大学語学研究132117-136
日本語の数量詞かき混ぜについて、機能的・語用論的視点から適格性条件を論じたもの
学術論文(単著)2016年3月数量詞残留分析の批判的検討拓殖大学語学研究13427-51
英語の数量詞遊離について、統語論的な残留分析では説明に限界があることを論じたもの。
学術論文(単著)2017年3月"Can you marry me?"が使われないのはなぜか ―英語依頼文と対人関係―高見健一・行田勇・大野英樹(編)『〈不思議〉に満ちたことばの世界(下)』(開拓社)239-243
英語の依頼表現において使用される助動詞の選択について述べたもの
学術論文(単著)2021年3月Japanese Object Honorification and Agreement拓殖大学語学研究14443-56
日本語の謙譲語文の成立について、統語論的な一致分析では説明に限界があることを示し、語用論的側面からの分析が必要であることを主張したもの。
学術論文(単著)2023年6月強意再帰代名詞の機能的分析平田一郎・行田勇・保坂道雄・江連和章(編)『ことばの謎に挑む―高見健一教授に捧げる論文集―』(開拓社) 
強意再帰代名詞の名詞句からの外置がどのような条件下で認められるのか、機能学的な見地から論じたもの
学術論文(単著)2024年3月Clause Structure of Referent Honorifics in Japanese拓殖大学語学研究150 
素材敬語(尊敬語と謙譲語)を含む文の節構造について考察したもの
作品(単著)2016年8月J. L. オースティン(1911-1960)―遂行文,発話行為を提唱する日常言語哲学の雄―マーガレット・トマス(著)、中島平三(総監訳)、瀬田幸人・田子内健介(監訳)『ことばの思想家50人』(朝倉書店)200-204
J. L. オースティンの人物評に関する英文を日本語に翻訳したもの

学外活動業績
本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通しての活動
2021年9月~2022年8月University of Victoria 客員研究員
学会・学術団体等の活動
期間 区分 学会・団体名、役職名等
2013年4月~  学術団体等日本英語学会

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