志村 穣 [ Shimura Jyo ]
大学院所属研究科 工学研究科 機械・電子システム工学専攻 職名 教授
担当科目



学内役職・課外活動担当クラブ等
工学部国際交流委員会委員長

自己紹介・学生へのメッセージ
高校,高専,大学と様々な教育現場で生徒や学生達と共に学んできたことが私の財産です.君達の将来がより豊かになるよう,サポートしていきたいです.

研究分野・課題
研究分野活動
 本研究室で扱う接着接合技術は,異なる材料の接合や軽量化,応力分散性などの利点を有するため用途が拡大しています.近年の自動車製造では,多様かつ複数の材料によりボディを構成するマルチマテリアル化の流れにあり,接着接合法はこれに寄与するものとして注目されています.そのため本研究室では,構造材料として導入が著しい炭素繊維強化樹脂CFRPと金属材料とを接着接合することを想定し,接合強度の向上を目指し様々な観点から研究に取り組んでいます.この研究成果が蓄積されれば車体の軽量化が進み,燃費や運動・環境性能の向上などのアドバンテージに繋がると言えます.結果として,ゼロ・カーボンアクションを初めとする持続可能な社会づくりに貢献でき,ポジティブな未来を切り拓く可能性を秘めた研究であると考えています.
研究課題
 各種機械構造物の低燃費化や環境性能の向上が要求される中,軽量化を達成するための接合方法として接着接合が注目されています.また,国内の橋梁等の社会基盤施設は老朽化による安全性低下の問題を抱え,その対策が急務となっています.このような背景の下,本研究室では構造材料・機械構造物の接合強度および非破壊検査による応力・ひずみ解析について検討しています.特に接着接合強度の解明やき裂の応力拡大係数解析を中心に,実験・解析的評価を行っています.以下に近年の研究テーマを記します.
・多条二重ねじ機構に基づく緩み止めボルト締結体の転造加工解析
・高強度接着技術の開発とその強度評価
・応力発光粉体を用いた材料・構造物の力学情報可視化に関する研究
・ひずみゲージおよび応力聴診器を用いた応力拡大係数解析に関する研究

学外活動業績
本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通しての活動
期間 機関名、役職名等
2016年4月~  日本時計学会 運営委員(~2019年3月まで)
2018年4月~2021年3月戦略的基盤技術高度化支援事業(中小企業庁)事業管理委員会委員
2018年4月~2019年3月日本機械学会関東支部 東京ブロック第25期商議員

学歴・職歴・研究業績等

外部リンク

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