野村 明史 [ NOMURA Akifumi ]
大学院所属研究科 国際協力学研究科 安全保障専攻 職名 准教授
担当科目



学内役職・課外活動担当クラブ等
イスラーム研究所研究員

自己紹介・学生へのメッセージ
人それぞれ人生にはターニングポイントがあります。その時、何を選ぶのか、それとも何もしないか─。その後の人生は大きく変わってきます。大学は、自分の人生を変えるひとつのターニングポイントです。

人は生きて行く中で、知らないうちに固定観念を持ってしまいます。大学は、こうした固定観念を取り除いて、新しい視点を養い、自分の将来の可能性を広げていく場です。


学 歴
年月 学歴 学位
論文
2007年3月拓殖大学 国際開発学部 アジア太平洋学科 卒業学士
 
2010年6月サウジアラビア王国 国立サウード大学付属 アラビア語学院 卒業 
 
2012年2月サウジアラビア王国 国立キングサウード大学 教育学部イスラーム学科 入学 
 
2016年1月サウジアラビア王国 国立サウード国王大学 教育学部イスラーム学科 卒業学士(イスラーム教育)
 
2019年3月拓殖大学大学院 博士前期課程 国際協力学研究科(安全保障専攻)修了修士(安全保障)
 
2024年3月拓殖大学大学院 博士後期課程 国際協力学研究科(安全保障専攻)修了博士(安全保障)
博士論文:イスラーム教の政治的権威と宗教的権威の関係

職 歴
年月 職歴
2016年4月拓殖大学海外事情研究所 助手 (〜2020年3月)
2020年4月拓殖大学海外事情研究所 助教 (〜2023年3月)
2021年4月デジタルハリウッド大学 非常勤講師 (〜2023年3月)
2019年4月日本サウジアラビア協会 アラビア語講師 (〜2024年3月)
2023年4月拓殖大学海外事情研究所 准教授 (現在に至る)
2023年4月デジタルハリウッド大学 客員准教授  (現在に至る)
2023年10月拓殖大学イスラーム研究所 研究員 (現在に至る)

研究業績
研究分野活動
・中東情勢研究
・イスラーム政治(宗派)研究
・過激派対策研究
研究課題
テロとの戦いがひと段落し、湾岸諸国は経済の立て直しに関心を移している。しかし、2022年2月からのウクライナ危機により、湾岸諸国も西側とロシアの覇権闘争にいかに対応するかが大きな課題となった。経済改革を推進する湾岸諸国は、米ロそして中国との覇権闘争に巻き込まれることは避けなければならない。こうした中、湾岸諸国の外交・経済・安全保障政策に注目し、米ロ中関係が湾岸諸国にどのような影響を与えているかを分析している。
研究助成等
年月 区分 課題番号・名称・題目・機関名等
     
資格・特許等
年月 名称
   

著書・学術論文等
種類 発行又は発表の年月 著書、学術論文、作品等の名称 発行又は発表雑誌等又は発表学会等の名称 該当頁
概要
著書(共著)2017年4月「トランプ後の世界秩序」第8章中東政策東洋経済新報社、2017年4月193-218
 
著書(共著)2018年3月年鑑海外事情2018 担当:「中東:変化する中東の同盟関係」創成社75-82
 
著書(共著)2019年3月年鑑海外事情2019 担当:「中東:大国に振り回された1年」創成社71-78
 
著書(共著)2020年1月2020年生き残りの戦略―世界はこう動く! ―
第1部 第4章、題名:中東-「空白」を埋める勝負はついたのか、
創成社37-49
 
著書(共著)2020年3月年鑑海外事情2020 担当:「中東:激化する対立の行方は」創成社73-80
 
著書(共著)2021年3月年鑑海外事情2021 担当:「中東:バイデン政権誕生で塗り替わる中東の地図」創成社63-70
 
著書(共著)2021年5月2021年パワーポリティクスの時代
(担当:第1部第6章 均衡破れる中東の覇権闘争)
創成社88-102
 
著書(共著)2022年3月パンデミック対応の国際比較 担当:各論10 パンデミックと中東「パンデミックと中東の今後」東信堂192-207
 
学術論文(単著)2016年 ハサンのカリフ位禅譲とその死の真実シャリーア研究(13)65-78
 
学術論文(単著)2017年 エルサレムにおけるイスラームとユダヤ教の宗教的意義シャリーア研究(14)57-72
 
学術論文(単著)2017年3月スンナ派とシーア派の対立の真実 ―スンナ派史観から対立の原因を探る―「海外事情」拓殖大学海外事情研究所130‐144
 
学術論文(単著)2017年5月ロシアのシリア介入と湾岸諸国 ―湾岸諸国の視点から介入時と現在について―「海外事情」拓殖大学海外事情研究所70-82
 
学術論文(単著)2017年9月イスラーム法から見るイスラーム過激派と日本の対策「防衛法研究第41号」防衛法学会191-206
 
学術論文(単著)2017年12月イスラーム過激派の呪縛「海外事情」拓殖大学海外事情研究所65-79
 
学術論文(単著)2018年3月三宗教の聖地エルサレム「海外事情」拓殖大学海外事情研究所129-141
 
学術論文(単著)2018年7月Adiyan al-Yaban al-Kubra al-Shintuwiya wa al-Budhiya, Akifumi Nomura, al-Istirab al-Assiyawe(アラビア語論文) Center for Research and Intercommunication Knowledge (サウジアラビア王国)4‐15
招待有り
学術論文(単著)2018年7月中東から見るロシア「海外事情」拓殖大学海外事情研究所98-113
 
学術論文(単著)2018年10月サルマーン国王就任後のサウジアラビアの権力構造の変化と改革 ― アラブの歴史と文化の視点から ―
インテリジェンスレポート第121号、一般社団法人総合政策研究所22‐36
招待有り
学術論文(単著)2018年11月湾岸シーア派の反乱「海外事情」拓殖大学海外事情研究所68‐82
 
学術論文(単著)2019年 新世代の指導者たちが作る新しい中東「海外事情」拓殖大学海外事情研究所103‐121
 
学術論文(単著)2019年7月サウジアラビア宇宙開発事業「海外事情」拓殖大学海外事情研究所97‐113
 
学術論文(単著)2019年11月中東の調停役オマーンの外交政策「海外事情」拓殖大学海外事情研究所85‐99
 
学術論文(単著)2020年5月サウジアラビアのMbS外交「海外事情」拓殖大学海外事情研究所110‐127
 
学術論文(単著)2020年11月中東新秩序の形成をめぐる攻防「海外事情」拓殖大学海外事情研究所107‐120
 
学術論文(単著)2021年3月 カタール外交と湾岸諸国 : 小さな国家の生き残り戦略
「海外事情」拓殖大学海外事情研究所 66 - 82
 
学術論文(単著)2021年5月イスラエルとの関係正常化におけるUAEとバハレーンの国内事情 中東研究 2021(1) 43-55
 
学術論文(単著)2021年5月サウジアラビアの行方 : コロナと脱石油とバイデン
「海外事情」拓殖大学海外事情研究所97-114
 
学術論文(単著)2022年1月サウジアラビアのソフトパワー「海外事情」拓殖大学海外事情研究所118-132
 
その他(単著)2017年 イスラーム講演会 変わりゆく聖地マッカの今昔とイスラーム神学 シャリーア研究 (14) 73-83
 
その他(単著)2017年 第3回タフスィール研究会報告 クルアーン第17章夜の旅章 第53節~77節
シャリーア研究 (14)129-142
 
その他(単著)2017年11月注視怠れぬサウジの〝宮廷政変〟 国家基本問題研究所(ろんだん、オンライン) 
 
その他(単著)2017年12月エルサレム首都認定が映す中東の現実 国家基本問題研究所(ろんだん、オンライン) 
 
その他(単著)2018年 第3回タフスィール研究会報告 クルアーン第19章マルヤム章 第59節~98節

 
シャリーア研究 (15)191-202
 
その他(単著)2018年1月くすぶる不満、大規模デモ再燃の懸念も 国家基本問題研究所(ろんだん、オンライン) 
 
その他(単著)2018年4月実はシリアへの関心薄いトランプ 国家基本問題研究所(ろんだん、オンライン) 
 
その他(単著)2018年6月サウジアラビア皇太子の言葉の意味するもの
FPC NEWS Vol.2 
 
その他(単著)2018年11月「『ムスリム同胞団』が情勢左右 混迷の中で生じたカショギ事件」『週刊 エコノミスト』発行:毎日新聞出版28‐29
依頼あり
その他(単著)2018年11月中東のパワーゲーム映すカショギ事件 国家基本問題研究所(ろんだん、オンライン) 
 
その他(単著)2019年 第3回タフスィール研究会報告 クルアーン第21章預言者章 第21節~47節
シャリーア研究 (16) 115-125
 
その他(単著)2019年2月シリア内戦、新たなステージへ
FPC NEWS Vol.6 
 
その他(単著)2019年4月独裁者の終焉(アルジェリア)
 
FPC NEWS Vol.7 
 
その他(単著)2020年 第1回タフスィール研究会報告 : クルアーン第22章巡礼章 第1節~29節
シャリーア研究 (17)135-150
 
その他(単著)2020年3月シリア内戦をめぐるトルコとロシアの思惑
 
FPC Commentary Vol.1 
 
その他(単著)2020年7月コロナ禍の今、日本は積極的な中東支援を 国家基本問題研究所(ろんだん、オンライン) 
 
その他(単著)2020年8月中東の新たなゲームが始まる 国家基本問題研究所(ろんだん、オンライン) 
 
その他(単著)2020年12月トランプ後に崩れる均衡 イラン核問題が再び「悪夢」に 『週刊 エコノミスト』発行:毎日新聞出版82 -83
依頼あり
その他(単著)2021年6月ネタニヤフ後も混乱必至のイスラエル政局

国家基本問題研究所(ろんだん、オンライン) 
 
その他(単著)2023年7月サウジアラビアとインドの新たな関係 現代インド・フォーラム2023年夏季号 No.58 2023年7月  
 
その他 2016年9月タフスィール研究会
拓殖大学イスラーム研究所 
口頭発表
その他 2017年3月サルマーン国王訪日について
サウジアラビア国営テレビ アハバーリーヤ(ニュース)  
TV出演 コメンテーター(招待有り)
その他 2017年5月発表「サウジアラビアの法整備から見る日本のテロ対策」
防衛法学会 
口頭発表
その他 2017年6月講演「ビジョン2030とサウード家」日本マクロエンジニアリング学会 
招待有り
その他 2017年9月タフスィール研究会

拓殖大学イスラーム研究所 
口頭発表
その他 2017年11月「サウジアラビアを中心とする中東情勢」
拓殖大学 国際講座 
口頭発表
その他 2018年2月平成29年度親日派・知日派招へい中東・北アフリカ諸国意見交換会
 
外務省 
口頭発表(招待有り)
その他 2018年9月タフスィール研究会拓殖大学イスラーム研究所 
口頭発表(報告者)
その他 2018年9月国際講座「中東の紛争と対立」拓殖大学 
口頭発表(報告者)
その他 2019年2月平成30年度親日派・知日派招へい中東・北アフリカ諸国意見交換会外務省 
口頭発表(報告者)
その他 2019年2月第二回中東における暴力的過激主義対策に関する対話外務省 
口頭発表(討論者)
その他 2019年5月タフスィール研究会拓殖大学イスラーム研究所 
口頭発表(報告者)
その他 2019年9月国際講座「中東の覇権争いその行方は」拓殖大学  
口頭発表(報告者)
その他 2020年2月「第三回 暴力的過激主義対策に関する対話」 ラウンドテーブル外務省 
口頭発表(討論者)
その他 2020年7月オンライン討論会 リビアの発展 アメリカの見解サウジアラビア外務省 サウードアルファイサル王子外交研究所 
討論者(招待有り)
その他 2021年3月「第四回 暴力的過激主義対策に関する対話」 ラウンドテーブル外務省 
口頭発表(報告者)
その他 2021年7月「第四回 暴力的過激主義対策に関する対話」 ラウンドテーブル②
外務省  
 
その他 2021年9月タフスィール研究会
拓殖大学イスラーム研究所 
口頭発表
その他 2022年1月講演「混迷する中東情勢~撤退するアメリカ、接近する中国」八王子市生涯学習センター南大沢 
 
その他 2022年2月イスラム協力機構(OIC)・知恵の声センター長と日本側有識者等とのオンライン・ミーティング外務省 
口頭発表・討論者(招待有り) 
その他 2022年3月「第五回中東における暴力的過激主義対策に関する対話」
ラウンドテーブル
外務省 
モデレーター(招待有り)
その他 2023年5月サウジアラビアとイラン関係正常化の背景
野村 明史
 
海外事情 = Journal of world affairs 71(3) 4-11
 
その他 2023年11月中東再編を覆すハマスの越境攻撃
海外事情 = Journal of world affairs 71(6) 2-7
 

学外活動業績
本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通しての活動
2017年1月~2018年5月日本ムスリム協会理事
学会・学術団体等の活動
期間 区分 学会・団体名、役職名等
2021年4月~   防衛法学会 監事
2016年~   日本中東学会 会員
2016年~   日本国際政治学会 会員
2017年~   防衛法学会 会員

SNS URL
▲ページの先頭へ