中村 かおり [ NAKAMURA Kaori ]
大学院所属研究科 言語教育研究科 日本語教育学専攻 職名 教授
担当科目




学 歴
年月 学歴 学位
論文
1999年3月杏林大学大学院 国際協力研究科 博士前期課程 修了修士(学術)
 
2023年3月日本大学大学院総合社会情報研究科 総合社会情報専攻博士(総合社会文化)
初年次教育におけるアカデミック・ライティングの指導法に関する研究
―アカデミックな共同体の一員としての意識を出発点に―

職 歴
年月 職歴
1993年7月アメリカ合衆国John Muir Middle School講師(国際交流基金JALEXプログラム派遣)(~2014.7)
1995年4月マレーシア マラ教育財団 日本留学予備教育センター 日本語講師(~1997.3)
1997年10月国際学友会日本語学校 非常勤講師(〜1999.3)
1999年4月マレーシア 国際交流基金クアラルンプール日本語センター 日本語教育派遣専門家(~2002.4)
2002年4月拓殖大学留学生別科 非常勤講師(~2014.3)
2004年1月東京日本語教育センター(旧国際学友会日本語学校)非常勤講師(~2005.3)
2005年1月静岡国際ことば学院日本語教師養成講座講師(〜現在)
2006年4月東京大学日本語教育センター 非常勤講師(~2012.3)
2012年4月拓殖大学オープンカレッジ日本語教師養成講座講師(〜現在)
2012年4月麗澤大学日本語教育センター 非常勤講師(~2017.3)
2014年1月拓殖大学留学生別科 特任講師(~2017.3)
2017年4月拓殖大学外国語学部 准教授(〜2023.3)
2019年9月東京大学文学部日本語教室 非常勤講師(〜2022.3)
2023年4月拓殖大学外国語学部 教授
2024年4月一橋大学大学院言語社会研究科 非常勤講師

研究業績
研究分野活動
【日本語教育学】日本語の特性を明らかにし、学習者のニーズに合わせた指導法とそのための教材開発に関心がある。現在は主に次の分野に関して、研究を行っている。
1.アカデミックライティング研究
2.文字学習および指導法の研究
3.各文法項目に関する指導法の研究(助詞、受身など)
研究課題
今後は、上記の研究活動の中でも、以下の点について研究を深めていきたいと考えている。
1.アカデミックライティング指導方法の研究
2.非母語話者の文字学習に対する支援策の研究
3.読解学習を支援する教材開発

研究助成等
年月 区分 課題番号・名称・題目・機関名等
2014年学外「助詞のイメージ化を促す指導の試み」 桜美林大学言語教育研究所研究助成(共同研究)
2014年学外「アニメーションを用いた格助詞の指導」 麗澤大学外国語学部情報教育プロジェクト(共同研究)
2015年学外「アニメーションを用いた格助詞の指導」 麗澤大学外国語学部情報教育プロジェクト(共同研究)
2016年学外「アカデミック・ライティング教材開発に向けた適切な引用を促すための基礎的研究」 大正大学学術研究助成金(共同研究)
2018年学内「日本語らしさを伝える文型の指導法 −−受身表現を中心に−−」言語文化研究所研究助成
2019年科学研究費補助金基盤研究(C) 19K00731「アカデミック・ライティングにおける適切な間接引用指導のための調査・研究」研究分担者
2023年科学研究費補助金基盤研究(C) 23K00613「生活者としての外国人に対する字体識別力を高める文字学習支援方法の研究 」研究代表者
2023年科学研究費補助金基盤研究(C) 23K00625「アカデミック・ライティング指導のための引用文の形態分類と機能解明を目指す調査研究」研究分担者
資格・特許等
年月 名称
1999年3月日本語教育能力検定試験合格

著書・学術論文等
種類 発行又は発表の年月 著書、学術論文、作品等の名称 発行又は発表雑誌等又は発表学会等の名称 該当頁
概要
著書(共著)2004年8月ニューアプローチ中級日本語 基礎編 練習帳語文研究社 
 
著書(共著)2005年10月ニューアプローチ中級日本語 基礎編 聞き取り練習問題語文研究社 
 
著書(共著)2011年6月新完全マスター 聴解 N1スリーエーネットワーク 
 
著書(共著)2011年6月新完全マスター 聴解 N2スリーエーネットワーク 
 
著書(共著)2011年7月新完全マスター 文法 N1スリーエーネットワーク 
 
著書(共著)2011年7月新完全マスター 文法 N2スリーエーネットワーク 
 
著書(共著)2012年6月新完全マスター 聴解 N3スリーエーネットワーク 
 
著書(共著)2012年8月新完全マスター 文法 N3スリーエーネットワーク 
 
著書(共著)2014年10月新完全マスター 文法 N4スリーエーネットワーク 
 
著書(共著)2015年9月日本留学試験対策完全攻略問題集 読解 改訂版語文研究社 
 
著書(共著)2018年2月新完全マスター 聴解N4スリーエーネットワーク 
 
著書(共著)2018年8月ことばでおぼえるやさしい漢字ワーク初級1スリーエーネットワーク 
 
著書(共著)2018年12月ことばでおぼえるやさしい漢字ワーク初級2スリーエーネットワーク 
 
著書(共著)2022年12月イメージでわかる! 日本語の助詞アスク出版 
 
学術論文(単著)2000年3月転換期を迎えたマレーシアの日本語教育の特徴と今後の課題伊藤芳照先生古希記念論文集76-85
 
学術論文(単著)2008年3月「推測読み」における読解ストラテジーの観察拓殖大学 日本語紀要1881-95
 
学術論文(単著)2009年3月中国語を母語とする学習者の漢字の読みにおける課題拓殖大学 日本語紀要1941-53
 
学術論文(単著)2015年3月受身のコアを伝える視聴覚教材の活用拓殖大学 日本語紀要2527-38
 
学術論文(単著)2016年3月主格マーカーとしての格助詞「が」の習得を促す指導法拓殖大学 日本語教育研究161-84
 
学術論文(単著)2017年3月アカデミック・リーディングにおける問いと答え探索活動の有効性―中心文探索活動との併用に関する質的研究―拓殖大学 日本語教育研究259-80
 
学術論文(単著)2018年3月日本語教育実習における指導力向上のための基礎的研究拓殖大学 日本語教育研究395-116
 
学術論文(単著)2019年3月非漢字圏学習者の負担を軽減する漢字指導の試み拓殖大学 日本語教育研究 434-51
 
学術論文(単著)2019年10月「日本語らしさ」に欠かせない視点表現の検証—中立視座タイプの談話における日本語母語話者とベトナム人・中国人日本語学習者の描写の比較から—拓殖大学 語学研究 14161-88
 
学術論文(単著)2020年3月日本語学習者が持つ母語と日本語の形式スキーマに関する考察ー中国人学習者とベトナム人学習者による物語の描写を一例にー東アジア日本語教育・日本文化研究 第23輯75-90
 
学術論文(単著)2020年3月日本語学習者の形式スキーマ形成を目指したライティング指導-文章構造分析タスクを用いた授業実践から-拓殖大学 日本語教育研究 571-95
 
学術論文(単著)2021年12月レポート・ライティング成功者はいかに書いたか―取り組みへの意識と意識化のきっかけに注目して専門日本語教育研究 2359-66
 
学術論文(単著)2022年3月レポート・ライティングにおける問題設定に対する指導法―ID理論による授業デザインの実践と効果― 語学研究146213-237
 
学術論文(単著)2022年3月初年次レポート指導において執筆目的とアカデミックな文脈はどのように示されるか―ライティング指導教材調査と教員への調査をもとに―東アジア日本語教育・日本文化研究 24・25合併輯91-104
 
学術論文(単著)2022年3月初年次レポート指導において執筆目的とアカデミックな文脈はどのように示されるか−−ライティング指導教材調査と教員への調査をもとに−− 東アジア日本語教育・日本文化研究 24・25合併輯91-104
 
学術論文(単著)2022年10月レポート・ライティング成功者と未成功者を分けた要因―初年次生に対する調査の結果から―
語学研究14783-111
 
学術論文(単著)2022年12月大学での学びの基盤作りを目指す初年次レポート指導─アカデミックなスキーマ形成を中心に─大学教育学会誌44(2)84-94
 
学術論文(単著)2023年3月レポート・ライティングにつなげるコメントシート活用の実践 ―評価の有無とフィードバックは学生の学びにどう影響したのか―語学研究148127-157
 
学術論文(単著)2023年10月初年次ライティング指導で「アカデミック」を出発点とする意義 ―内容と形式の両立を目指した概念型授業デザインの活用―語学研究14955-84
 
学術論文(共著)2010年3月「文型発展練習」における教師の役割東京大学留学生センター教育研究論集1615-27
 
学術論文(共著)2017年3月アニメーションを用いた格助詞の指導: 日本語教育現場における試み麗澤大学紀要10023-34
 
学術論文(共著)2017年12月引用で求められる「解釈」をどのように指導するか : 学習者の作文事例から見た引用・解釈文作成の困難点と指導のあり方専門日本語教育研究1969-74
 
学術論文(共著)2021年3月Kanji in 6 & 4の点画コードを用いた漢字字形学習の実践 ―Kコードの共通言語機能と実用性についての考察―拓殖大学 日本語教育研究 6211-233
 
学術論文(共著)2021年7月コロナ禍において日本語教師はどう対応したか 日本大学大学院総合社会情報研究科紀要2273-83
 
学術論文(共著)2022年3月線の識別力を高める漢字字体学習法「Kコード」の効果と課題―学習者および教師への意識調査から―拓殖大学 日本語教育研究 755-76
 
学術論文(共著)2022年3月線の識別力を高める漢字字体学習法「Kコード」の効果と課題―学習者および教師への意識調査から― 拓殖大学日本語教育研究 755-76
 
学術論文(共著)2022年5月レポート・論文作成のための引用指導の課題―初年次生と大学院生に対す る引用箇所判断の調査から―日本語/日本語研究13 
 
その他(共著)1998年4月(連載)すらすら会話術月刊日本語ジャーナル(アルク)~99.341-45
 
その他(共著)2006年9月カジュアル会話、なぜ教室で扱うか、どう教えるか:研究留学生に対する会話教育の一環として日本語教育方法研究会誌 13(2)58-59
 
その他(共著)2016年8月アカデミックライティングにおける不適切な引用文の分析2016年日本語教育国際研究大会予稿集電子版
 
その他(共著)2016年9月アカデミック・ライティングにおける引用指導の課題日本語教育方法研究会誌23(1)8-9
 
その他(共著)2017年3月大学初年次のレポート作成指導で引用をどう扱うか日本語教育方法研究会誌23(2)8-9
 
その他(共著)2017年9月大学初年次のアカデミック・ライティング指導に向けたレディネス調査日本語教育方法研究会誌24(1)102-103
 
その他(共著)2017年11月アカデミック・ライティングにおける論証技術習得の課題平成29年度日本語教育学会秋季大会予稿集電子版
 
その他(共著)2018年3月アカデミック・ライティングにおける論証技術習得を目指した指導の実践:―文レベルでの論理的つながりの意識化と明文化を中心に―日本語教育方法研究会誌24(2)8-9
 
その他(共著)2018年3月イメージ化を促す助詞の学習:―教材のオンライン化を目指して日本語教育方法研究会誌24(2)114-115
 
その他(共著)2018年8月論理的な文章作成のための効果的な学習活動2018年日本語教育国際研究大会予稿集電子版
 
その他(共著)2018年9月アカデミック・ライティングにおける間接引用で求められる要約とは日本語教育方法研究会誌25(1)10-11
 
その他(共著)2018年12月ライティング・スキルとしての間接引用につなげる要約指導の実践大学教育学会2018年度課題研究集会要旨集  
 
その他(共著)2019年3月専門分野に即した引用方法の理解を促す活動の試み日本語教育方法研究会誌 25(2)26-27
 
その他(共著)2019年9月読解力の高い日本語学習者はエッセイの論理性をどのように理解するか
日本語教育方法研究会誌 26(1)46-47
 
その他(共著)2019年11月論文とは異なる文章の読解からレポート・論文の書き方指導につなぐための方策を探る 2019年度日本語教育学会秋季大会予稿集 
 
その他(共著)2020年3月アウトプット活動につなげる多読授業:―多読専用教室での試みから― 日本語教育方法研究会誌 26(2) 126-127
 
その他(共著)2020年3月読解学習を論理的な文章作成につなぐための一考察日本語教育方法研究会誌 26(2)8-9
 
その他(共著)2020年11月留学生は学術的文章の引用箇所をどのように判断しているか2020年度日本語教育学会秋季大予稿集 
 
その他(共著)2021年3月学術的文章の非典型的引用をめぐる一考察日本語教育方法研究会誌27(1)82-83
 
その他(共著)2021年9月社会学系の学術論文に見られる引用形態とその使用傾向日本語教育方法研究会誌28(1)24-25
 
その他(共著)2022年3月学術論文における引用表現としての「ように」の使用環境日本語教育方法研究会誌28(2)88-89
 
その他(共著)2022年5月学術論文における「〜によると」「〜によれば」の使用環境2022年度日本語教育学会春季大予稿集 
 
その他   (ポスター発表)「文章理解過程と要約文に見られる学習者の文化的背景と読解方略の影響」第24回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム  
 
その他 2006年9月(ポスター発表)カジュアル会話、なぜ教室で扱うか、どう教えるか:研究留学生に対する会話教育の一環 として日本語教育方法研究会13(2)58-59
 
その他 2015年2月(口頭発表)助詞のイメージ化を促す指導の試み桜美林大学言語教育研究所公開研究会 
 
その他 2022年3月(口頭発表)初年次ライティング教育から専門教育への接続の課題−−論文・レポートの書き方教本の引用解説分析に基づいて−−第27回大学教育研究フォーラム 
 

学外活動業績
本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通しての活動
   
学会・学術団体等の活動
期間 区分 学会・団体名、役職名等
1998年~  学術団体等日本語教育学会会員
2006年~  学術団体等日本語教育方法研究会会員
2011年~  学術団体等第二言語習得研究会会員
2017年3月~  受賞日本語教育方法研究会第9回奨励賞
2017年~  学術団体等専門日本語教育学会会員
2018年~  学術団体等大学教育学会会員
2019年~  学術団体等東アジア日本文化・日本語教育学会会員
2020年~  学術団体等日本教育工学会会員
2021年~  学術団体等初年次教育学会会員

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