益田 直子 [ MASUDA Naoko ]
大学院所属研究科 地方政治行政研究科 職名 教授
担当科目



学内役職・課外活動担当クラブ等

自己紹介・学生へのメッセージ
学生の皆さんの頭に日々浮かぶ大小さまざまな疑問をそれぞれつなげて、それを言語化して、できればそれを論文にしてみれば、その経験は一生の財産になると思います。皆さんの「問い」を授業でお聞きするのを、楽しみにしています。

研究分野・課題
研究分野活動
評価研究、公共政策学、行政学を主な研究領域として活動している。特に注目してきたのが、政策段階モデルにおける評価の段階である。評価は、実施した政策の価値を測定することにより将来の政策の帰結を予測するための情報を提供する。しかし、実践において評価情報は他の全ての段階と関係するという意味において重要度が高いにも関わらず、研究においては他の段階と比べて蓄積が少ない。特に日本は、他国と比べ研究の蓄積が少ないことから、研究を続けている。
研究課題
過去の研究では、「多元的主体」と「硬直化」に注目した。前者については、専門家組織・会計検査院・議会に関する他国との比較研究等を通じ、評価機能の維持及び発展には、その価値を共有する主体間の広い繋がりが重要であると論じた。後者については、制度導入後20年が経過し、評価活動は「実践」に偏り、「思考」に意識が向けられていない現状を「政策評価の負の側面」として論じた。現在、次の2つの研究を進めている。一つ目は、「政策評価の負の側面」を是正する改革に関する研究である。近年の制度転換の経緯・現状・展望に関する調査を進めている。二つ目は、外部専門家と行政機関の共同評価が与える政策過程への影響に関する研究である。米国科学財団の評価を担当した外部評価者と行政官へのインタビュー結果を分析中である。

学外活動業績
本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通しての活動
期間 機関名、役職名等
2012年4月~  豊島区政策評価委員会委員
2013年11月~  総務省関東管区行政評価局行政懇談会委員
2014年4月~  千葉県総合計画の進行管理に関する有識者懇談会委員
2014年6月~2014年12月会計検査院「アメリカの政府業績成果現代化法(GPRAMA)等の運用から見た我が国の政策評価の実施及び会計検査に関する調査研究委員会」委員
2017年5月~2024年6月衆議院原子力問題調査特別委員会アドバイザリーボード
2019年6月~2022年3月参議院客員調査員

学歴・職歴・研究業績等

外部リンク

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