学内役職・課外活動担当クラブ等  |
政治経済研究所長
|
自己紹介・学生へのメッセージ  |
25年の社会人経験を経て2013年より本学に着任致しました。社会人経験の約8割は、メガバンクの国際部門での国際金融業務や公的部門への出向時の開発援助、国際経済に関する調査などの国際業務です。
大学を卒業後、仕事を続けながら大学院の学位を取得しました。修士号は遠隔通信教育(ロンドン大学)を通じて、博士号は社会人学生としての取得でした。現代は多様な情報通信手段に恵まれていますので、好奇心を維持する事さえ出来れば、様々な探求が可能です。
現在は、企業の多面的な分析、情報通信(ICT)とビジネスモデル、デジタル化時代の通貨・金融が重点研究テーマになっています。
|
研究分野・課題  |
研究分野活動 |
本学に着任の前は、メガバンクでの国際部門での業務経験、公的部門への2回の出向、シンクタンクでの調査業務経験など25年の経験を積んできた。これらの経験を踏まえて、国際金融・開発金融・ビジネスの分野を中心に現実に即した研究活動を続けていく事を常に念頭に置いている。
現在は「企業を多面的にとらえる」事が教育・研究における大きなテーマとなっている。具体的には、企業の変動のダイナミズムを経済の流れ(経済学のマクロの視点)、戦略・ビジネスモデルの分析(経営学の視点)、各地域の特性の分析(政治学や人文学的な視点)などを織り交ぜながら分析する事を強く意識した教育・研究に学部・大学院のゼミを中心に取り組んでいる。 |
研究課題 |
博士論文では、米州地域の通貨制度選択問題について、ラテン的な地域(中南米、米国のヒスパニック、カナダのケベック)に焦点を当てながら、政治経済学的な視点から分析した。本学着任当初は、米州・南欧・アフリカのラテン語圏など大西洋を取り巻くラテンの世界についての探求や情報発信を研究の方向性として位置付けてきた。
その後は、学際的分析の問題意識から、歴史的な観点(グローバルヒストリー、アジアの視点)、ビジネスの観点(ビジネスモデル、財閥・企業グループの戦略、ITとビジネス)を研究に織り込むように取り組んできた。近年は「各種デジタル通貨(暗号資産など)の在り方」「環境が歴史変動に及ぼした影響」「グローバル社会の不安定性の学際的な考察」など学際的なテーマを探求している。 |
|
学外活動業績  |
本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通しての活動 |
期間 |
機関名、役職名等 |
2012年5月~2013年3月 | 公益財団法人国際問題研究所研究会(「地域統合の現在と未来」)委員(平成24年度外務省委嘱調査) | 2013年4月~ | 公益財団法人国際通貨研究所 客員研究員 | 2013年11月~2016年11月 | ラテン・アメリカ政経学会 監事 | 2014年3月~2015年3月 | JICA(国際協力機構)の有識者委員会(対ニカラグア経済協力)委員 |
|
学歴・職歴・研究業績等  |
外部リンク |
SNS URL  |
|