研究分野・課題  |
研究分野活動 |
私の研究分野を包括すると1990年代以降の枠組みでは、認知言語学となります。細目は、英語音声学、英語意味論、英語語形成論です。具体的には、婉曲語法、品詞転換、結合価、能格動詞、複合語のアクセント・強勢、アクセントのレベル、などを分析対象として来ました。研究の成果は論文として発表してありますが、英語辞書の執筆の際に生かされたものもあります。 |
研究課題 |
私のこれまでの研究姿勢は、抽象的なモデルの構築を目標として来ませんでした。しかし、Langackerに代表される認知言語学の枠組みで意味に関する問題を再検討する必要があります。婉曲語法は、古典的カテゴリー論ではなく、プロトタイプ論での見直しが必要です。品詞転換はprofile(認知的際だち)の数が変わる現象と言えるでしょう。結合価の問題は、ひとつの文の中で何を際だたせてfigure(図)とし、何をground(背景)とするかという問題に関わると思われます。
英語のアクセントの問題は、研究者の間で共通の話が成り立つように記述の枠組みを検討中です。
長期的には、意味論も音声学も包含して、ロンドン大学のHudsonが提唱しているような知のネットワーク(network)構築の一部分に貢献したいと考えています。 |
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学外活動業績  |
本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通しての活動 |
期間 |
機関名、役職名等 |
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学歴・職歴・研究業績等  |
外部リンク |
SNS URL  |
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