梅田 皓士 [ UMEDA Hiroshi ]
大学院所属研究科 国際協力学研究科 安全保障専攻 職名 助教
担当科目



学内役職・課外活動担当クラブ等

自己紹介・学生へのメッセージ
 大学入学後、なんとなく朝鮮半島に関心を持ち、なんとなく続けてきました。飽きっぽいオタクと自称する性格ですが、なぜか朝鮮半島だけは関心が続きました。しかし、結果として朝鮮半島は人生を豊かにしてくれる存在になりました。皆さんにも大学生活を通じて人生を豊かにしてくれるものを見つけて欲しいと思っています。何でもいいです。
 また、拓殖大学は台湾協会学校から始まり、その後、東洋協会学校に校名を変更し、活動の範囲も広がりました。その中で多くの卒業生が志を持って朝鮮半島にも渡りました。拓殖大学にとって朝鮮半島は台湾に次ぐ特別な地と言えます。拓殖大学で朝鮮半島の教育、研究に携われることを誇りに思います。


学 歴
年月 学歴 学位
論文
2005年4月拓殖大学 政経学部 法律政治学科 入学 
 
2009年3月拓殖大学 政経学部 法律政治学科 卒業学士(法律政治学)
 
2009年4月拓殖大学大学院 国際協力学研究科安全保障専攻 博士前期課程 入学 
 
2010年2月2010年度交換留学生として慶煕大学校(韓国)へ派遣(2011年1月帰国) 
 
2011年3月拓殖大学大学院 国際協力学研究科安全保障専攻 博士前期課程 修了修士(安全保障)
「韓国における地域主義の研究―大統領選挙を事例として―」
2011年4月拓殖大学大学院 国際協力学研究科安全保障専攻 博士後期課程 入学 
 
2018年3月拓殖大学大学院 国際協力学研究科安全保障専攻 博士後期課程 修了博士(安全保障)
「韓国における政治的エリートの合理性による社会的亀裂の政治的亀裂への転化」

職 歴
年月 職歴
2012年4月拓殖大学 政経学部 ティーチング・アシスタント (2015年9月迄)
2014年5月外務省 国際情報統括官組織 第三国際情報官室 専門分析員 (2019年3月迄)
2018年4月拓殖大学 政経学部 非常勤講師 (2023年3月迄)
2019年4月一般社団法人世界政経調査会 国際情勢研究所 非常勤研究員 (2020年3月迄)
2022年4月拓殖大学 海外事情研究所 客員研究員 (2023年3月迄)
2023年4月拓殖大学 海外事情研究所 助教

研究業績
研究分野活動
韓国政治、日韓関係
研究課題
 これまで、韓国の政党政治について各種選挙を切り口として研究してきた。韓国の政党や政治家の変化に加えて、政党、政治指導者による区分、動員などによる社会的な分断の加速について関心を持ち、取り組んできた。今後も政治と社会の関係について取り上げていく。他にも朝鮮半島の現状分析にも取り組んでおり、今後も、韓国情勢の他、日韓関係についても分析の対象としていく。
 研究で常に気をつけていることは机上の空論に終わらず、現実世界に貢献できるような成果を出すことである。現地での調査等を通じて、社会に還元できる成果を追い求めていきたい。
研究助成等
年月 区分 課題番号・名称・題目・機関名等
     
資格・特許等
年月 名称
2009年3月中学校教諭一種免許状(社会)
2009年3月高等学校教諭一種免許状(地理歴史)
2009年3月高等学校教諭一種免許状(公民)

著書・学術論文等
種類 発行又は発表の年月 著書、学術論文、作品等の名称 発行又は発表雑誌等又は発表学会等の名称 該当頁
概要
著書(単著)2014年10月現代韓国政治分析ー「地域主義・政党システム」を探るー志學社 
 
著書(単著)2018年4月分裂の韓国政治ー政治的エリートによる政治的亀裂の形成ー志學社 
 
著書(共著)2017年9月激動のアジアの政治経済(第3章、第4章担当)志學社pp.77-104、105-135.
 
著書(共著)2020年3月年鑑 海外事情 2020創成社pp.47-54.
 
著書(共著)2020年3月民主政の赤字一藝社pp.247-266.
 
著書(共著)2020年9月国際政治の変容と新しい国際政治学志學社pp.280-317.
 
著書(共著)2021年3月年鑑 海外事情 2021創成社pp.37-44.
 
著書(共著)2021年10月安倍長期政権の光と影志學社pp.362-396.
 
学術論文(単著)2012年3月統合理論に基づく金大中政権の太陽政策に関する検討国際協力学研究科紀要、5号pp.127-145.
 
学術論文(単著)2012年12月韓国における第19代国会議員選挙と第18代大統領選挙の展望東アジアへの視点、第23巻4号pp.50-64.
 
学術論文(単著)2013年2月第18代韓国大統領選挙と今後の韓国政治の行方海外事情、第61巻2号pp.32-45.
 
学術論文(単著)2013年3月第18代韓国大統領選挙における「安哲秀現象」の検討日本臨床政治学会ニューズ・レター、№9pp.26-55.
 
学術論文(単著)2013年3月韓国における社会変化に伴う政党システムの変化国際協力学研究科紀要、6号pp.87-103.
 
学術論文(単著)2014年3月韓国における地域主義淵源の検討-歴史的要因説、政策的要因説を中心に-国際協力学研究科紀要、7号pp.59-75.
 
学術論文(単著)2014年9月セウォル号政局とその後の韓国政治海外事情、第62巻2号pp.29-42.
 
学術論文(単著)2014年9月韓国における地域主義への亀裂と政治的エリートの合理性からのアプローチ法政論叢、第50巻2号pp.105-116.
 
学術論文(単著)2015年3月第17代総選挙における全羅道政党の変化国際協力学研究科紀要、8号pp.21-45.
 
学術論文(単著)2016年5月第20代韓国国会議員選挙と今後の韓国政治の展望海外事情、第64巻2号pp.29-45.
 
学術論文(単著)2017年3月韓国における憲法改正問題-政策決定過程における合理的選択論からの検討-経済学研究-経済・国際・地域-、第44号pp.25-37.
 
学術論文(単著)2017年6月韓国大統領選と文在寅政権の課題海外事情、第65巻6号pp.58-72.
 
学術論文(単著)2018年9月二年目の文在寅政権ー課題と展望ー海外事情、第66巻6号pp.110-125.
 
学術論文(単著)2020年3月日韓関係の検討のための分析枠組みの構築―国際関係論における政策決定者レベルからの分析枠組み構築の試み―国際情勢、90号pp.61-71.
 
学術論文(単著)2022年1月ソフトパワーとしての韓流海外事情、第70巻1号pp.58-72.
 
学術論文(単著)2022年3月第20代大統領選挙から見る韓国政治と日韓関係東亜pp.18-26.
 
学術論文(単著)2022年12月韓国における社会的分断の変化と加速―選挙における「区分」と「動員」の視点から―臨床政治研究、第13号pp.68-90.
 
学術論文(単著)2023年3月朝鮮半島の大国間外交ー巻き込む朝鮮半島、巻き込まれる大国ー海外事情、第71巻2号pp.103-116.
 
学術論文(単著)2023年11月岐路に立つ尹錫悦大統領-第22代国会議員選挙を迎える韓国政治-海外事情、第71巻6号pp.127-143.
 
学術論文(単著)2023年12月韓国における中央省庁再編の要因ー政治的報復としての中央省庁再編ー臨床政治研究、第14号pp.32-57.
 
学術論文(単著)2024年3月韓国における社会的分断の現状と背景海外事情、第72 巻2号pp122-134.
 
学術論文(単著)2024年5月第22代韓国国会議員選挙と今後の尹錫悦政権海外事情、第72 巻3号pp.98-115.
 
その他(単著)2017年1月繰り返される『いつかの光景』海外事情、第65巻1号p.99
 
その他(単著)2017年6月大統領選挙後の韓国はどうなるのか?自治レポート、56号pp.12-15.
 
その他(単著)2018年6月急展開の北朝鮮情勢を巡る各国の国内事情-米韓両国の思惑を中心に-インテリジェンス・レポート、117号pp.37-46.
 
その他(単著)2019年7月日韓関係の二面性―特効薬なき日関係へのアプローチ―インテリジェンス・レポート、130号pp.73-81.
 
その他(単著)2019年8月ネット選挙の「光」と「影」自治レポート、60号pp.15-16.
 
その他(単著)2021年8月韓国大統領選挙と日本自治レポート,73号pp.14-15.
 
その他(単著)2021年11月韓国の若年層を取り巻く社会的矛盾自治レポート、74号pp.14-15.
 
その他(単著)2022年5月新政権下の韓国政治と日韓関係─分裂の大統領選挙後の新政権と日韓関係─改革者、742号pp.38-41.
 
その他(単著)2023年6月韓国新政権と旧朝鮮半島出身労働者問題ー関係改善の背景と代位弁済の功罪-改革者、755号pp.18-21.
 
その他(単著)2023年11月韓国政治は変わるのか?ー韓国政治と日韓関係の関係ー改革者、第64巻11号pp.22-25.
 
その他(単著)2024年5月与党が総選挙で大敗-混迷する韓国政治-正論、第634号pp.212-218.
 
その他(単著)2024年7月韓国国会議員と対日政策-尹錫悦の求心力低下の中での日韓関係の可能性-改革者、768号pp.22-25.
 
その他 2013年4月【学会発表】2012年韓国の大統領選挙-その全体像と安哲秀効果-日本臨床政治学会2013年度東京大会 
 
その他 2013年12月【学会発表】韓国における地域主義の研究日本法政学会第119回研究会 
 
その他 2017年4月【学会討論者】『産経新聞名誉毀損事件』を通じてみる韓国政治(加藤達也氏への討論)日本臨床政治学会2017年度東京大会 
 
その他 2019年3月【シンポジウム】日韓関係の二面性(韓国語)東アジア財団 韓中日次世代朝鮮半島専門家ワークショップ 
 
その他 2021年4月【学会発表】安倍政権の韓国外交-官邸主導の政策決定-日本臨床政治学会 2021年度東京大会 
 
その他 2022年3月韓国新政権発足後の朝鮮半島情勢を占うー韓国大統領の結果と新政権の課題ー公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所 NPI「知りたいことを聞く」シリーズ 
 
その他 2023年4月【学会報告】現代韓国の分断日本臨床政治学会2023年度東京大会 
 
その他 2024年4月【学会発表】韓国の対アジア外交日本臨床政治学会2024年度東京大会 
 
その他 2024年5月【公開講座】翻弄される朝鮮半島、翻弄する朝鮮半島やまとみらいカレッジ 地政学の視点から見る世界 
 

学外活動業績
本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通しての活動
2021年6月~  公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所 北東アジア情勢研究会 協力研究員
学会・学術団体等の活動
期間 区分 学会・団体名、役職名等
2011年11月~  学術団体等現代韓国朝鮮学会
2012年2月~  学術団体等日本法政学会
2012年12月~  学術団体等日本臨床政治学会
2016年9月~  学術団体等日本政治学会
2017年5月~2022年3月学術団体等留学生教育学会
2015年4月~  受賞日本臨床政治学会出版奨励賞
2017年4月~2017年4月学術団体等日本臨床政治学会東京大会 朝鮮半島政治セッション企画責任者

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