水野 一徳 [ MIZUNO Kazunori ]
大学院所属研究科 工学研究科 情報・デザイン工学専攻 職名 教授
担当科目



研究分野・課題
研究分野活動
研究分野:知識処理による問題解決とシミュレーション
(1)知的推論のための組合せ探索アルゴリズムの開発と効率評価
組合せ探索・組合せ最適化などのNP完全問題に対して,これらの問題における相転移現象などの諸性質を明らかにすることを通して,なるべく効率のより解探索アルゴリズムを開発する.
(2)制約充足パラダイムによる知識処理と問題解決支援方式の研究
制約充足などの知識処理パラダイムを用いて,現実の問題を知的かつ効率的に解決するための支援方式および対話型インタフェースを研究開発する.
(3)仮想空間における複雑系シミュレーション
道路網における都市交通流など,現実の複雑現象を,マルチエージェントや人工生命的手法などの技術を用いて,仮想空間上に再現(創発)するための方法についての研究開発を行なう.
研究課題
上記(1),(2)は,現実の難しい問題を知識処理という技術を用いて解決するための試みである.特に,制約充足は,新しい知識表現のモデルかつ問題解決パラダイムとして定着しつつある.本研究では,制約表現の汎用性や問題解決の効率性の向上を図り,問題解決において有力な知識処理アプリケーションを開発することが目的である.さらに(1)では,NP完全に関する諸性質を原理的に明らかにする一試みでもあり,アルゴリズムの計算複雑さの理論および組合せ探索・組合せ最適化手法の発展に寄与することが期待できる.
上記(3)では,現実の複雑現象を計算機上にボトムアップ的に作り上げることを目的として,CG技術を用いてよりリアルに現象を再現する.また,より現実感のある現象として発生させるように問題をモデル化することが課題である.

学外活動業績
本学以外の機関(公的機関・民間団体等)を通しての活動
期間 機関名、役職名等
2015年4月~2016年3月第10回若年者ものづくり競技大会 委員(中央職業能力開発協会)
2017年4月~2018年3月第12回若年者ものづくり競技大会 競技委員(中央職業能力開発協会)
2018年4月~2019年3月第13回若年者ものづくり競技大会 競技委員(中央職業能力協会)
2019年4月~2020年3月第14回若年者ものづくり競技大会 競技委員(中央職業能力協会)
2020年4月~2021年3月第15回若年者ものづくり競技大会(第46回技能五輪国際大会「業務用ITソフトウェア・ソリューション」職種日本代表選考会) 競技委員(中央職業能力開発協会)
2021年4月~  技能五輪国際大会選手強化委員会 職種別分科会(業務用ITソフトウェア・ソリューションズ)委員(中央職業能力開発協会)
2021年4月~2022年3月第16回若年者ものづくり競技大会 競技委員(中央職業能力協会)
2021年10月~  朝日教育会議2021(拓殖大学)パネルディスカッション(朝日新聞社,拓殖大学)

学歴・職歴・研究業績等

外部リンク

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